信長のシェフ 9巻感想

 眼鉄です

信長のシェフ9巻かいました。

出てたの知らなかったでごんす。

信長のシェフ 9 (芳文社コミックス)信長のシェフ 9 (芳文社コミックス)
(2014/02/15)
梶川 卓郎、西村 ミツル 他

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というわけで感想


8巻のあらすじ

勝っちゃんのいいとこ見てみたい!


9巻感想まとめ

勝っちゃんは今泣いてもいいと思う。

以上だ。




以下ネタバレありなので折折します。




前回の終わりでは信長より夏ちゃんの包丁が届けられたところで終わっていましたね。

一体どういう意味なのかというと
ケン曰く「選別」なんだとか。

ケンの読解力はもう超能力とかそっちレベルだと思う。


お前の好きにしたらええがな。


そんな選別を承ったケンは
今自分が出来ることとするべきこと、そしてしたい事を思いながら
勝っちゃんに家督を譲るための宴会料理を作るのでした。

その料理とケンの覚悟に触発されて勝っちゃんは
父親の作った御ぜん立ての功績など自分には不要であること
そして必ず父を越えて見せるから
今は家督はいらないよって遠まわしに直接信玄に言うのでした


キャー勝っちゃんカッコイイー!!


しかし改めて見てみれば


一介の料理人に未熟な鯉呼ばわりされ
そんな奴の下で生かされるつもりはないとか言われた挙句


夏ちゃんには夜伽を全細胞をもってして拒否され


夏ちゃんはケンに返してあげなよって親父に言われる始末




勝っちゃんは血反吐が出るほど泣いてもいい。


ボロッカスじゃないですか

勝っちゃん泣いてもいい、結構本気で泣いてもいい。
お前が泣くのは許される
今、泣いてもいいんだってばよ―――!


仕合にも勝負にも負けてるけど勝ちゃんの活躍これからだし……


とまあ色々涙なくしては勝っちゃんのドラマは観れないのでした

まあその最中にもなんやかんや色々あって

かくして帰れるようになったケン。

もうすぐ徳川で大暴れするぜって頃合いですが
飯作れよって言われてこしらえたのですが

信玄の体調は驚くほど悪くなっていました。

それでも京を目指すのは
後顧の憂いが無くなった一人の武将としての男の夢を見るためでもあるらしい。
あうあう

最後まで自分のための料理を作り続けたケンならば
自分の体調のことをばらすことは無いだろうと信じつつも

他の男に惚れている男を懐に入れてはおかないよとケンを逃がしてあげるのでした。

ただし次あったら容赦なく殺すけどね。


というわけで逃げてきた先は徳川家康の布陣

開幕早々「でかいから弓を射やすそうだな」とか言われたりもしましたが僕は元気です。

しかし徳川は武田軍の進行によりお城が次々陥落気味で
そこから命からがら撤退した一人の武将が報告に来ていました。

城を放棄して報告に来た武将と家康を見ていたケンは
憔悴気味の武将にめでたいとされる料理を作ります。

それは家康の意をくんでおり
自刃を選ばずここまでやってきた部下をねぎらうものでした。

曰く幼少期苦労を重ねた家康は
他人の気持ちを慮ってやる懐の広さがあるんだとか

実際問題ケンが実物を見てもカリスマ性を感じない武将のようですが
その懐の広さに惹かれて多くの部下に慕われ
最終的に江戸幕府を作るだけの男なのは間違いないようです。


ちなみにそういう優しさは信長にもあるのですが
彼の幼少期を知っていた人が言うには「優しいところがあるのに不器用」なんだとか

妹からは「あれで意外と寂しがり屋」とか言われるし

信長様第三者から自分のこと漏えいされすぎぃ!

つまり信長様はツンデレだったんだよ。

ツンの部分で人が凄い死ぬけど。


はてさて。

何かイイハナシダナーな雰囲気に駆られるご一行ですが
情報曰く「武田軍は徳川家康完全スルーでどっかいっちゃった」とかなんとか。

これを現代語訳すると

お前なんか戦うまでもないんですけどーm9(^q^三^q^)9m

え? もともと現代文だった? 気のせいですよ。

煽り100%だと思っていただければいいです。

これには待ち構えてた家康も激怒ぷんぷん丸
武士としての矜持がブロークンハートしてしまいます

激怒する家康ですが当然そんなことは信玄も分かっていました
むしろ怒るのは武士としての矜持を持つのなら当然の怒りなんだとか

しかしもっと言うなら、今この戦場では何の意味も持たないモノ


百戦錬磨の信玄にして家康は「若い」のだとか。
現状は籠城しての長期戦しかないと分かっている家康ですが
矜持を傷つけられ激怒するうちに
信玄の策にハマり「追いかけて戦うしかない」という言い訳を沢山作らされて

そして若い家康は、その怒りのまま言い訳のまま出陣してしまいます。

これが徳川大敗北で有名なあの戦いが始まります。


現代の若者風にすると
勉強するしかないって分かりつつも

机の周りが汚れてるし……周りがゴチャゴチャした状態でやったら結果的に勉強効率が下がるし
机を広々とした状態でテキストを広げた方が最終的な収支で言えばプラスで
でも一個汚れたら机の周りとかもした方が後々の生活的に
あ、漫画見っけ。ちょっと掃除したばっかりだから休憩を( ˘ω˘)スヤァ



と言う流れで
掃除→見つけた漫画を読む→勉強\(^o^)/してないっていうコンボをやっちゃうみたいな感じです


駄目だと分かっていることに正当性のある言い訳つけ始めた時点で負けです。
諦めましょう。


家康も勢いよく飛び出していきましたが
案の定罠で、待ち構えていた武田軍との全面戦争になってしまします

あれ


勝っちゃん、勝っちゃんじゃないか!


強すぎる武将さんなんだとか
そういえば武人としての力量は信玄より上なんでしたっけ。

ちなみに勝っちゃん、今は滅茶苦茶機嫌が悪いらしいです。


なんでだろうね(すっとぼけ)


こんなところでとばっちり。


何とか応戦するも大地を揺るがすほどの圧倒的力を前に
徳川軍は総崩れ気味

なんとかして撤退を進める家臣たち
その中にはねぎらってもらった武将さんもいました。

ここで一緒に戦うという家康を前に
「あなたが生きてさえいればどうとでもなる!」と馬を走らせます
そして料理が美味しかったとお礼を言って戦場に向かっていきました

途中でも何人もの部下が家康のために必死の戦闘をして

なんとか帰ってきた家康ですが
後悔と自責で我を見失っている状態。

「自分の矜持と引き換えに死なせてもいい者たちだったか?」

部下の気持ちを汲んで思いやれる家康だからこそ
自分の決断が招いた結果に酷いショックを受けているようです。

一方でケンは相変わらず自分が信長に優遇されていたと痛感しながらも
ショックで動けなくなっている家康のために料理を届けます

自分が何者であるのか思い出せ!

こうみるとケンって信長応援しているんじゃないのかって思いそうですが
ケンはむしろ自分の介入で歴史が変わることを恐れている部類で
信長に天下を取ってほしいという気持ちがあるわけじゃないんですよね。

あくまで自分が介在しないようにしながら信長の行く末を観たいと言っているだけで
他はただただ今自分が出来るベストを尽くしているだけです。


今ケンに出来るベストとは
江戸幕府を設立する男、徳川家康を落ち着かせることです。

その後なんとか落ち着いた家康は
自慢の家臣に誇れる将でありたいと腹心に伝え
奇策を経て何とか武田軍を一時撤退させるのでした。


一時撤退したとはいえ武田軍はまだまだ優位なのですが
この事実を前に、信玄は落胆し京への道が遠かったと呟くのでした。


その後落ち込む家康のために喪に服す料理を作ったり
信玄が死んじゃったり
信長のところへ帰ったりと色々あって今回は終了


人によって好き嫌いの激しい家康ですが
信長のシェフの家康はなかなかいいキャラで好きです。

料理の出番が少なめだったのは残念ですが
歴史物語としては今回も安定して面白かったです。


あと勝っちゃんは強く生きてほしい


いいことあるって……いいことあるからさ……。


追伸

今回一番おいしそうだったのはコンソメスープ

私そう言えば飲んだこと一度もないや。
ポテチで食べたことならあるのですが
あれがそのまんまスープになった味なんですかね?


追伸の追伸

忘れがちですけど
そういやなんでケンたちホテルのシェフがタイムスリップしたんだろう。
今回ちょろっとケンがこの歴史における自分について考えます

自分がいることも歴史には組み込まれているのかもしれない。

歴史ものに隠れがちですが
ケンたちに何があったのかも気になるところです。

歴史とはすでに決定された出来事なのですが
歴史ものの面白いところは決定され分かった物語なのに
次どうなるのかとわくわくするところじゃないかと思うのです。

ところでこれ歴史漫画なの? 料理マンガなの?



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[ 2014/03/11 20:48 ] その他の感想 | TB(0) | CM(0)

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