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信長のシェフ 10巻感想

眼鉄です

今日の感想はこれ


信長のシェフ 10 (芳文社コミックス)信長のシェフ 10 (芳文社コミックス)
(2014/07/08)
梶川 卓郎

商品詳細を見る


私、信長のシェフって本で全巻持ってたんだけど
kindleで全部出てたから買っちゃったぐへへ。
kindle綺麗綺麗。

さてそれでは感想

九巻のあらすじ:勝っちゃんの敗北列伝

十巻まとめ:麻呂


以上だ、何か質問は?


それではネタバレ感想有りなので折々

九巻は基本的に武田、徳川に半年以上滞在していたケンですが
実は彼が不在の間に信長と足利将軍の関係は修復不可なレベルまで悪化していた模様。

どうしてこんなになるまで……!
一度武装蜂起した足利将軍ですが、何か知らないうちに朝廷の力を受けて和睦してました。
ただこの時代の和睦はマジの一時しのぎでしかありません
ここまでが前提。

・南蛮技術の大型船

今回ニューフェイス
宮大工岡部一門棟梁であり
信長と一緒に最後まで本能寺に残ったとされる岡部又衛門が登場

面倒だから棟梁って呼びますね。
何でも前代未聞の最先端を大船を半年で作れと無茶ぶりされます
やだ、ブラック

人間と金はいくら使ってもいいという信長に
棟梁は「そういうことじゃねぇんだよ!」と一蹴

暴君と恐れられる信長に啖呵で言い返すってこの人とんでもない
ただ信長のシェフの信長は間違いなく好きなタイプの人間ですね。

人は疲労する。
また最先端の大船は素人を何百人集めても役に立たず
職人たちをかき集めて日中や働いても半月で仕上げるのは不可能だと言い切る棟梁

殺されるのも辞さない職人の意見に
信長は怒ることもなくケンに「今までにこいつらが食したことが無いものを作れ」と命令

行き成り無茶ぶりされることに定評のある信長の家臣
ですがケンは手持ちの食材で100人以上の職人が片手間に食べられるものを考えます

そこでできたのが「タラのコロッケ」です

ただジャガイモが無いので卵、ネギ、干しタラというシンプルイズザベスト
コロッケってポルトガルの料理なの? へぇ。

コロッケに感激する一同に信長は言います
ケンは将軍や帝にも料理を出したことが有り、今お前たちはそれと同じものを食べていること
納期までに仕事を終わらせたら、これと同じものを手土産に持たせること
そして毎日与えられた仕事を一番早く正確に多く仕上げた者に日当の100倍の賃金を払うこと

株式会社織田ウルトラブラック企業(過労死、処刑有)ですが
普通のブラックと違うのは実力制、結果重視で賃金をしっかり払ってくれるところ

これを聞いて一気にやる気を出した一同。
我先にと船の建造に勤しみます。
これには棟梁も納得せざる得ません。人と金の使い方を信長は示したのでした。

このエピソードって秀吉でも似たようなの見た気がするの気のせいかな
たしかお城だった気がするけど。おぼえがねーや!

はてさて
その後「室町幕府を滅ぼしてこいや」と命じられたケン
安定のブラック企業ですが「はい」で実行するケンはもはやクリーチャーである。

・スッポンと足利将軍

送り込まれた先でケンですが、今回は珍しく食材の指定が有りました。

ちなみに食材の指定は過去にも何度かあって
特に顕著だったのが二巻での「朝倉討伐」に際しての食事の席ではないでしょうか。

つまり今回の食材指定にも意味があるのです
それが「すっぽん」
しかしケンには何も聞かされていませんでした。

ちなみに出された料理は
「二種のトルテュスープとフリット」 うん、わからん。

スッポンの血のスープと、なんか。分からん。まるで想像つかない。

ちなみに名前を見て分かるのですがケンは意図的に名前を伏せています。

ここにケンの賢さがあると思います。
おそらく過去の出来事から「何かを食べること」が何かを制圧、攻撃するという意味があると察したのでしょう

つまりこの料理、食べて貰わねば困るのです。

今回は威圧してくれる信長はいません。
つまり、食べさせるには意味を知られないようにする必要がありました。

なのでケンはわざと食材名を伏せたのです。
ちなみに普段のケンは
どちらかというと食材名を取り込んだ創作料理名を付けることが多いです。

意味を知って食べてもらいたいからです。
その逆バージョンと言うわけです。

実はスッポンなのですが、ケンは二匹渡されていました。
料理したのは一匹、もう一匹は命令通り「そのまま」将軍に渡します。
それをみて将軍激怒

・元号「元亀」

元号は元々は帝が命名するものだったのですが
何時しか武家での政の道具として使われるようになりました。
く「元号はその時代の覇者の象徴」なんだとか

今は足利義昭将軍の時代と言うことです。

ですがこの元号、信長不在中を狙って勝手に命名しちゃった模様。
将軍は「それを快く思ってなかったから侮辱したに違いない」とケンと光秀(いた)を殺そうとします。

ですがケンは食べさせたことに裏はないと主張
光秀もそれに賛同し、結果、将軍側に大義がない抜刀という形になりました。

当然ですが意味はあります。将軍もそれは分かっています。
結果的に怒りが有頂天になった将軍は織田打倒を掲げて挙兵してしまいます。

そしてそれこそが信長の狙いです。やりおる。

戦国乱世でも将軍を討つっていうのは大義名分がないと駄目なんですね。面倒だ。
今の戦争でもそうですけど。

・価値観の変化

出陣前、ケンは将軍亭から逃げるときに見つけた唐辛子を使って料理を作ります。
「舌が痛い!」という信長
そういえば唐辛子の辛み成分はどっちかっていうと「痛い」って認識みたいですね。
ちなみにこの時代に辛いという味覚は存在しているみたいで
一巻終わりの秀吉とのやりとりがそうです。
こういう細かいリアクションがいいですよね。

ケンは言います。
今は前代未聞だが、時代と共に評価は変わる、と。

例えどんな大義名分を掲げようと
その行為への印象が変わるわけではありません。やる方のモチべが多少変わるくらいです。
つまり、信長が今やろうとしていることは必ず誰かに非難され、再び攻撃を受ける原因となるのです。

悪評すら操る信長にとってそれは大したことではありません。
ですが信長自身の志は「国をさっさと安定させて対外国に備える」という
革新的で国や民を思う気持ちがゼロではありません。

しかしその信長の評価をこの時代の人たちが受け入れるのはまず不可能でしょう。
節目であるならなおのことです。

ケンは古臭い出陣料理を出すことは禁じられています
常に新しい物を求める信長の指示です
毎度新しい出陣料理がだされます。

今回の出陣料理はどういう意味でしょう。
勝つという前提のもとで「今やろうとしていることは誤りではない」という
後押しのような料理なのではないでしょうか。
自信を持って戦い抜いてほしいという信頼と願いが込められているのだと思います。

それに対して信長の答えはいつも同じです
「自分が変える」 周りの評価ではなく、己の定めた目標のために彼は常に行動するのです。
そしてそれが正しいと信じ、周りがそれに付いてこられるよう整えるのが彼の戦でもあります

ちなみに言うと冒頭の大船のおかげで
将軍の予想ぶっちぎって速攻大軍アタックを繰り広げて圧勝状態
将軍の城を取り囲むのですが

そこでも交渉上手の将軍の短期籠城によってひと悶着ありますが
ケンがもう一度出した料理「スッポンのすき焼き」が決めてとなって将軍戦は終了します。

そういえば何だかんだで二匹スッポン使っちゃいましたね。
秀吉曰くケンの交渉術は「時折本質をえぐるように攻撃的になる」だそうです。

別名:痛いところを突く。

この世で最も人の悪口を言うのが上手いのは
この世で最も人を褒めるのが上手い人であるというのを覚えておくべきかもしれません。

悪口を言うだけが得意な人は逆は出来ません

はてさて
将軍もいなくなったので元号を変えちゃいたい信長ですが
ここで本願寺の妨害工作が入ります

朝廷につかえる公家で頭のまわる役人の山科という男を味方につけようとするのです
そしてもう一つ問題が発生
楓が織田側の間者だとバレてました。まあバレない方がおかしい。

初老を越えた役人の心を使うための心理戦は必見です。

匠の仕事で庭がえらいことになった明智光秀氏。

ところでアイスクリームって割と簡単に作れるみたいですね。おらびっくりしただ。

また一方で対朝倉、浅井両名殲滅に伴い
要所となる拠点に城を構えていた阿閉氏を籠絡大作戦が続いています。

何故籠絡作戦だと秀吉がやたら抜擢されるんだろうという小ネタが。

まあ秀吉、この漫画のマスコット壱号だからね。

彼が居ると暗い雰囲気にならないんだとか。
農民上がりで野心家の秀吉は、矜持と言うもの自体にがんじがらめになることが有りません。
それが外交上手に繋がっている部分もあるんじゃないでしょうか。

また竹中半兵衛が何故秀吉に尽くすのかも明かされるのですが
中々酷い理由だったw 信頼の形も人それぞれの模様。

ちなみに信長の悪名は尾ひれ背びれをつけたクリーチャーと化しており
良い意味でも悪い意味でも広がっているみたいです。
そのおかげでこの阿閉氏でちょっとひと悶着。
北京ダック超美味そうで困った……。

仕事したのに褒めてもらえなかった秀吉可愛いわろた。
お館様はツンデレだから仕方がないんだよ……。

また本願寺では楓一人で朝倉氏に陣中見舞を作りに行くことに
しかし周りの雰囲気から自分が間者だとバレたと悟る楓

情報を手に入れたのち逃げようとした彼女ですが
先回りされた本願寺勢力によって取り囲まれたところで終了。


色々と詰まった10巻でした。

個人的に美味そうだったのが北京ダックの皮のやつ。何あれ絶対おいしい

そういえばスッポンって美味しいんでしょうかね。
高級食材だけあって今まで食したことが一度もないです。
カエルとすっぽんは人生で絶対に一回は食べたい。

スッポンって爪の先と胆嚢、甲羅の変なとこ以外は殆ど食べれるんじゃなかったか。
スッポンのすき焼き超美味しそうだった。ひもじい。

一回食べてみたい……


追伸

将軍の顔芸がもう見れなくなるとか悲しい


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[ 2014/12/30 19:58 ] その他の感想 | TB(0) | CM(1)

>>犬神長元坊 様へ

眼鉄です

ぐふふ、もうすぐアニメだし吹雪ちゃんは改二だしで私としては有頂天気味です
ぐふふふふふ

そしてあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

あ、ちなみに信長のシェフ面白いですよ。おすすめです。料理が凄い美味そうで困ります。
[ 2015/01/01 22:53 ] [ 編集 ]

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